肺がんによる呼吸機能の低下


肺機能が低下すると
命に関わってゆく

臨終の迎え方C  呼吸機能の低下


ここからは肺機能が低下すると
命に関わってゆくということを
説明させていただきます。

よろしく御願いします。



@悪液質による呼吸筋の減少。

A痰や唾液などによる窒息。

B肺炎。

C胸水が溜まり肺が膨らまなくなる。

D肺ガン自体の増大と炎症




以上の5つつが主に肺の機能を低下させる
原因となります。


肺機能を低下させるのは?


肺の機能の低下は
どれかひとつが原因となるのではなく、
複数の原因が相乗的に影響し合う
ということは知っておいてください

 
 
末期のガン患者の多くは痩せていて、
悪液質になっているということは
もうご存知だと思います。
 
 
 
悪液質による呼吸筋の減少が
ひとつ呼吸機能の低下の原因となります
 
 
 
ガンの患者の多くは悪液質になっています
 
 
 
ガンによって体が消耗し、
生体機能が不十分になり、
徐々に死を迎える。
 
 
癌末期の症状のところで
悪液質の説明を見ていただきましたが、
悪液質は筋肉のタンパク質を含め
体中のタンパク質が
消耗してしまう状態です。
 
 
呼吸のための筋肉が
なくなったらどうなるか
想像できるでしょうか?
 
 
 
苦しそうですよね。
 
 
 
普段は横隔膜が
上下することで肺を膨らましたり、
萎ませたりして呼吸をしています。
 
 
 
横隔膜自体も筋肉であるため、
悪液質になれば
横隔膜の筋力も低下することになります
 
 
十分な酸素を取り込もうとしても
横隔膜だけでは息を吸い込めなくなると
肩や背中の筋肉を使って呼吸をするようになり、
いわゆる肩で呼吸をするようになります。
 
 
筋力がさらに低下すれば、
生きてゆくのに必要な量の息が
できなくなります。
 
 
 
体に取り込む酸素が不十分となり、
死を迎えることになるでしょう
 
 
このサイトのリピーターの方たちは
悪液質がどれほど死に直結しているか
ご存知のはずです。
 
 
 
 
 
痰や唾液などによる窒息も呼吸機能を低下させる原因でしょう

 
 
 
窒息なんて普段の僕らの生活では
考えられないが、
ガン患者は窒息を生じやすい。
 
 
なぜだと思いますか?
 
 
餅やアメを詰まらせたときのように
急激に呼吸ができなくなるというのではなく、
痰を出すことが出来なくなり
窒息してしまうのです。
 
 
悪液質により
呼吸に携わる筋肉量の低下により痰を出すための
有効な咳をすることができなくなります。
 
 
痰を出そうとして咳をしようとしても、
非常に弱弱しく、
ゆっくり「コーフ、コーフ」
と咳をするようになります
 
 
わたしたちが口から吸った空気は
喉の奥で気管と食道に分かれています
 
 
気管は左右に分かれ、さらに細かく枝分かれして
最終提気には肺胞という血液に酸素を取り込み、
二酸化炭素を血液から肺に出す部分になります。
 
 
枝分かれしたところを気管支といいます。
 
 
細かい気管支で作られた気道分泌物は、
細いところから太いところに集められ、
最終的に食道に排泄されるか、
咳と共に、 痰として口から出されます。
 
 
気管支から出すことの出来ない痰は
空気の通り道を詰まらせてしまうでしょう
 
 
痰で詰まった気管支は
空気の出し入れがなくなり、
 
酸素を取り込むことが
出来ない肺胞の部分が
出来てしまう。
 
 
空気が通らない気管支が
多く出来てしまうと
呼吸の機能が
低下することになります。
 
 
 
 
痰が気管に溜まったときの息苦しさには
麻薬性鎮痛薬のモルヒネが
非常によく効きます
 
 
しかし、
空気の通りを改善するわけではない。
苦しいという自覚症状がなくなるだけです。
 
 
気管に痰が溜まれば、
血液中の酸素が減り、
頭に行く酸素が減り、
意識状態が悪くなってゆく
 
 
 
肺炎は肺の機能を低下させることを知っていますか?

 
ガンの終末期では
特に誤嚥性肺炎と呼ばれる
肺炎が生じやすい。
 
飲み込むための筋力が弱まり、
誤嚥が生じてしまう。
 
食べ物や唾液が肺に入り、
肺炎を引き起こすのである。
 
 
肺炎になると痰が増え、
呼吸機能を低下させる原因になる。
 
 
悪液質で筋力が低下した体では
痰を出すことができなくなるんでしたよね。
 
 
 
気管に徐々に痰が溜まり、
酸素を取り込むことが
出来なくなってしまうでしょう。
 
 
感染により肺が炎症を起こしている部分は
肺が傷んでいるので、
酸素を取り込む機能が低下します。
 
 
 
炎症範囲が大きいほど、
肺機能の低下がひどくなります
 
悪液質で筋力が低下し、
大量の空気を吸うことができない
末期のガン患者の肺炎は致命的になるのです。
 
 
 
 
胸水

 
胸水というのは
肺と胸郭の間のスペースに溜まる
水のことです。
 
悪液質になると栄養状態が悪くなり、
体中に水が溜まりやすくなります
 
 
特に肺がある胸腔内は
水が溜まりやすいのです
 
胸の中に水が溜まれば
その分だけ肺が膨らまないことになります
 
胸に水が溜まり、
肺が膨らまないとしたら
それだけ苦しくなるのは想像できるだろう。
 
胸水が溜まりすぎると、
呼吸の機能が落ちて、
致命的になります。
 


 
肺ガンや肺転移

 
肺ガンや転移の腫瘍が大きくなれば
それだけ正常な肺の部分が減るわけだから、
呼吸の機能は落ちることになります。
 
また肺ガンは周囲に炎症を引き起こし、
肺炎のような状態になります。
 
 
肺ガン自体は小さくても
酸素が十分取り込めないこともある。
 
肺ガンが進行しすぎても致命的
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