膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)


この腫瘍は、1982年に世界に先駆けて当院から提唱された"予後の良い膵がん"で、臨床的に膵管内にできた”ポリープ”から"ドロッとした粘液"がたくさんつくられて、色々な部位の膵管が拡張する病気です(図1)。当初はこの腫瘍は"粘液産生膵がん"と呼ばれました。よほど病気が進んで膵管の外側へ飛び散っていない限りは、100%近く治せる"予後の良い膵がん"として世界中の医師から注目され、今や国際用語で"IPMN(膵管の中に出来る乳頭状(ポリープのような)の粘液を作る性質をもった腫瘍)"と呼ばれるようになりました。

この病気になると"ドロッとした粘液"で膵管がふくらむため、お腹や背中が痛くなることがありますが、多くは超音波やCTスキャンで痛くなる前に見つかることが多くなってきました。この腫瘍は膵管内にできたポリープの場所から大きく二つに分かれます。一つはちょうど膵臓の背骨にあたる"主膵管"にできる場合で、もう一つは主膵管から分かれた"膵管の枝(分枝膵管といいます)"にできる場合です。一般に主膵管にできたIPMNはがんであることが多く、分枝膵管のIPMNは、がんの一歩手前の"腺腫"か、がんでも"腺腫に混じったがん"であることが多いといわれています。このようにIPMNは、がん化していても膵管の中にがんがとどまっていることが多いため、ポリープを残さないように切除すれば100%近く治すことができて、これが"予後が良い膵がん"といわれているゆえんです。

一方、近年の画像診断の進歩、特にMRI(MRCP)の登場により、膵管内の”ポリープ”が出現するよりもはるかに前、すなわち、膵管が少しだけ膨らんでいる、という時点で異常所見としてとらえられるケースが増えてきています。特に分枝膵管が少し膨らんでいる状態は、いわゆる膵のう胞(水のたまった“袋”)と区別がつかないため、膵のう胞もIPMNの初期病変の可能性があると考えて、経過を観察することが推奨されています。このようにIPMNといっても、3cmを越えてぶどうの房状に分枝膵管が拡張しているもの(図2)から、膵のう胞と区別のつかない非常に小さなもの(図3)まで幅広い病態があります。

一般には、大きなIPMNは内部に出現してくるポリープの有無、小さなIPMNは大きさの変化にそれぞれ主眼がおかれていますが、最近、IPMNを持っている方では、その大きさに関わらず、IPMNとは別の部位に通常の膵臓がんが出ることがあると言われています。従って、膵のう胞やIPMNがある場合には、1年に2回程度の検診が必要と思われます。

膵のう胞やIPMNからの発がんの頻度については、どのような対象を母集団とするか次第で、ずい分話が変わってきますが、5mm程度ののう胞まで含む場合、年率で0.5%程度のリスクがあると考えられています。決して非常に高いわけではありませんので過度の心配は不要ですが、一般の人が膵臓がんになる確率は、かなりおおざっぱに年率0.05%程度ですので、一般人と比較すると、10倍程度膵臓がんになりやすい、ということになります。

http://www.jfcr.or.jp/hospital/cancer/type/pancreas/002.html

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PET検査

東京都のPET検査 検索結果[医療施設]


肝嚢胞 かんのうほう

肝嚢胞とはどんな病気か

 肝嚢胞は、肝臓のなかに液体のたまった袋ができる病気です。主として人間ドックなどの超音波検査によって、無症状で発見されます。嚢胞は1個の場合も複数の場合もあり、大きさは数mmから10cmを超えるものまでさまざまです。 
 50歳以上の女性に多くみられ、超音波検査を受けた人の約5〜20%に発見されると報告されています。

https://health.goo.ne.jp/medical/10I50900

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高次脳機能障害


高次脳機能障害は、身体障害と比較しても社会復帰や職場復帰が低いと言われており、自宅・職場復帰率が2割、復帰後も高い離職率(10年以内に半数がやめる)というデータもあります。

引用元:脳梗塞リハビリセンター


http://takuyasenda-digest.com/archives/1806

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クモ膜下出血


クモ膜下出血は発症すると死亡率が50%と非常に高いそうで、後遺症のリスクもあり、女性に多い病気なのだそう。


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肝血管腫

肝血管腫は肝臓にできる良性腫瘍です。成人の数%の人に起こるほど頻度の高い病気です。特に症状はないことがほとんどですが、進行すると腹痛やふらつきを起こすことがあります。 症状や身体診察に加えて、超音波検査やCT検査で診断します。診断がなかなかつかない場合はMRI検査を行う場合もありますが、組織を採取して顕微鏡で調べる検査は大量出血することがあるのでできるだけ行わないようにします。

多くの場合は治療の必要はありませんが、腫瘍が非常に大きくなって症状が出る場合は手術で切除します。肝血管腫が心配な人や治療したい人は、消化器内科や消化器外科を受診して下さい。
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タグ:肝血管腫

肝血管腫

肝血管腫はどういう疾患か?肝血管腫が起こる原因や症状、治療について

  • 外科
  •  
  • 消化器科
  •  
  • 2017.02.07
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黄斑上膜


黄斑上膜とは?

眼には、カメラのフィルムにあたる部分が存在します。それが網膜です。網膜は眼球の内側を裏打ちする神経でできた膜で、ここで光を感じ取ります。その網膜の中でも、物体を特に鮮明にはっきりと感じることのできる部分があり、それを黄斑といいます。黄斑上膜とはこの黄斑の上にセロファン状の膜ができる病気です



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ビタミンE

ビタミンEとは

 ビタミンEは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつです。ビタミンE作用をするトコフェロールという物質には数種類ありますが、このうち最もその作用の強いのはα(アルファ)-トコフェロールです。「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、このα-トコフェロール量(mg)をビタミンEとしています。

どんな働きがありますか

 抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあります。この働きから、体内の細胞膜の酸化による老化や、血液中のLDLコレステロールの酸化による動脈硬化など、生活習慣病や老化と関連する疾患を予防することが期待されています。

どんな食品に多く含まれていますか

 ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類や、植物油に豊富に含まれています。その他には、うなぎ、たらこをはじめとした魚介類、西洋かぼちゃ、アボカドなどにも多く含まれています。

上手にとるコツ

 ビタミンEは、ビタミンC、ビタミンAと一緒に「ビタミンACE(エース)」とも呼ばれ、抗酸化作用を持つ代表的な栄養成分です。ビタミンEとビタミンAは細胞膜に、ビタミンCは体液中に存在してそれぞれの持ち場で活性酸素による弊害から体を守っています。このため、緑黄色野菜を植物油で炒めるなどして、それぞれを豊富に含む食品をいっしょにとると効果的です。

どれくらいとったらよいですか

 ビタミンEは不足すると細胞膜の脂質が酸化され損傷されることから、ごくまれに感覚障害や神経症状がみられることがあります。未熟児では赤血球がこわれておこる貧血が知られています。
 一方、過剰症では出血傾向になるという害がみられるのでサプリメントや薬などからの過剰摂取には注意が必要です。日常の食生活ではとり過ぎになる心配はほとんどなく、積極的にとりたい栄養素のひとつです。

http://www.glico.co.jp/navi/dic/dic_17.html

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タグ:ビタミンE
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